あきらかにインフルエンザを発症した時の症状が出ているのにも関わらず、検査をしたら陰性だったというケースも少なくありません。
陰性となった場合、本当にウイルスに感染していないケースと、感染しているのに陰性と出てしまうケースがあるので注意が必要です。
検査は患者さんの鼻の奥、またはのどの奥を小さな細い綿棒でこすって、検体処理液に入れウイルスに感染しているかを調べるというのが一般的な方法です。
検査から10分から15分ほどと、短時間で陽性か陰性かが分かります。
実は検査をするタイミングが早すぎると、陽性なのに陰性と出てしまうケースがあるようです。
一般的に発熱などの発症が出てから12時間ほど時間が経たないと、陽性反応は現れないとされています。
例えば、発熱してから5時間以内に検査を受けたという場合、体内のウイルス量が少ないため陰性と出る可能性があるのです。
インフルエンザの検査を行う場合は、できるだけ症状が出てから12時間以降に行うようにすると良いでしょう。